強迫性障害（ＯＣＤ）は
人によって症状や問題は様々です。
ですが、どんな症状であっても
共通の治療法で治すことが可能ですし、
治す為に重要なことがあります。
それはその場しのぎや
表向きな対策をするのではなく
根本的に治すことです。
その場しのぎの対策では
短期的に効果があるように感じても、
すぐに問題が出てきてしまうでしょう。
例えば不潔恐怖であれば
不潔に感じるようなことがあっても
強迫行為に移らないことはもちろん、
恐怖に感じることがなくなること。
もちろん、それが著しく本当に
不潔なのであれば、強迫性障害でなくても
恐怖は感じることはありますし、
清潔にしようと行動するものです。
そうではなく、ただ単に
他人が触ったことがある物は
除菌せずにいられなくなったりとか、
恐怖で触れなくなるなどです。
強迫性障害でない人でも潔癖症な人などは、
不潔に敏感な人はいますが、
強迫性障害であると、恐怖心まで感じ
必要以上に清潔に気を遣い行動してしまいます。
不潔恐怖の強迫性障害が治った人も、
実は全く不潔が気にならなくなる訳ではありません。
ただ、少し不潔が気になったとしても
心は穏やかなままで、必要以上に
清潔に気を遣うことはなくなります。
極端な言い方をすれば、
潔癖症であっても生活に支障がなかったり、
周りを巻き込まなければ問題はありません。
強迫性障害だと情緒不安定だったり
周りのことに気を遣う余裕もなくなるものです。
清潔さ（不潔をなくす）ことが最優先になってしまいます。
世の中、生きていれば完全に
不潔な物を避けるのは不可能に近いです。
できる限り不潔な物を避けたり、本人でも
家族でも気を遣うことは可能で、
そうすれば強迫性障害の症状も
少しは抑えることはできるかもしれませんが、
あくまでも表向きな対策にしかならず、
根本的な強迫性障害の治療とはなりません。
それどころか、不潔と感じる基準が下がるなど
強迫性障害の重症化に繋がることもあります。
加害恐怖でも、例えば車さえ運転しなければ
問題ないという人も中にはいますが、
車を運転する必要があることもあるのに、
ずっと車の運転を避けるの難しいです。
確認強迫や正確さ・対称性への恐怖を
感じるような症状の場合でも同じく、
その場しのぎの対策に逃げるのではなく、
不安や恐怖を感じたり、
強迫行為に及んでいた状況に立っても
問題なく冷静でいられるようになる
これが根本的に強迫性障害を治すということです。
強迫性障害に悩む方は、
このことを忘れずに
治療に取り組んでほしいと思います。
今はとても不安かもしれませんが、
しっかりとした治療を続けることで
根本的に強迫性障害を治せるものです。
自力で治す強迫性障害の改善法
強迫性障害の治療は病院や
カウンセリング施設で受けるのが一般的ですが、
自力で治すことも可能です。
私も改善法に出会うことによって
自分だけで強迫性障害を克服できました。
本田式強迫性障害改善プログラムという
自分だけで取り組める改善法です。
このプログラムを実践したことで
強迫性障害を治せた方も沢山いらっしゃいます。
強迫性障害をしっかりと治し、
平安な日々を取り戻したい方は
是非プログラムに取り組んでみてください。
