強迫性障害は本人の意識さえあれば克服できる!?
強迫性障害は本人の自覚がなく、それによりなかなか治療に取り組めず重症化していったり長く克服できないケースも多いですが、
逆に言えば本人の意識があり、治療に取り組めさえすれば克服可能でることも確かです。
もちろん、治療に取り組んでもなかなか克服できず悩む方もいるのですが、自分が強迫性障害であると思われるなら、まずは病院に受診してみたり、治療に取り組んだりすることが大事です。
強迫性障害の実態
世界保健機関において、
強迫性障害は生活に障害などをもたらす10大疾患の一つである
とされています。
日本でも50人から100人に一人いるともいわれているのです。
その強迫性障害になる原因は分かっていないのです。
医療機関での治療法は二つの治療があるといわれ、
その一つが認知行動法で、もう一つが薬による治療です。
認知行動法は、強迫観念や強迫行為などからくる不安に屈せず、
我慢するという行動療法とされています。
薬による治療は、抗うつ薬などの薬で精神を安定させるのですが、
薬だけでなく行動療法と並行していくとより効果的とされています。
ですが、一番の対抗策は、患者自身の
強迫性障害と戦うという意識の高さかもしれません。
まずは自分を病気であることを受け入れて、
その上でしっかり治療をしていくという意志が大事です。
「自分は病気じゃない」
「放っておけばそのうち元に戻る」
「否認」と呼ばれるのですが、このような気持ちでは強迫性障害が治らないことが多いです。
実際に、自分が精神疾患だと認めることをしないまま、
放置したことで強迫性障害が重症化してしまう例も少なくありません。
・加害恐怖により外出できなくなり仕事を辞めることになった
・確認強迫で仕事が進まずに仕事をクビになってしまった
・ゴミが捨てられなくなって家がゴミ屋敷になってしまった
このような強迫性障害患者の体験談もあります。
それくらい強迫性障害は重症化すると厄介になり、
生活に支障が出てしまうことも珍しくないのです。
現在はコロナ禍ということもあり、不潔恐怖や洗浄脅迫のタイプの強迫性障害で悩む方は余計に増えているようです。
強迫性障害は早めに治療を行うこと
強迫性障害は治療を面倒くさがって行わなかったり、放置していても治る
というように軽く考えると余計に面倒になるケースが殆どです。
例えば仕事を辞めるということになったら、
人生が狂ってしまうという人もいるでしょう。
「自分がそんなことになるはずがない」
というように多くの人が考えてしまうものですが、
強迫性障害は気付いてみたら重症化しているということが多いのです。
精神疾患は特にですが「病気は気にしなければ治る」とも言われますが、
強迫性障害の多くのタイプはそれが出来ないことが問題なのでとても厄介です。
だからこそ早めに治療を行うことが大事になります。
しっかりした気持ちで治療に取り組めば治すのは難しくありません。
例えば本田式強迫性障害改善プログラムは、
薬に頼らずに自分だけで強迫性障害を改善できるプログラムです。
私もこのプログラムにより強迫性障害が治った経験があり、
強迫性障害で悩む方におすすめしています。
多くの方が実践してきていて強迫性障害を克服できた方もとても多いプログラムです^^
治そうとする意志さえあればきっとあなたも克服できると思います。