ゴミが捨てられないことで
部屋や家がゴミ屋敷のようになってしまう人は

「だらしない人」と思われてしまうでしょうが、
実は強迫性障害の症状であることも考えられます。

アスペルガー症候群など発達障害の症状の場合もありますが、
強迫性障害の中に保存強迫性障害というタイプがあり、
それでゴミが捨てられないということもあるのです。

ごみが捨てられない 強迫性障害

つまりは病気(精神疾患)の症状なのですから、
治さないことにはなかなかゴミを捨てられるようにはなりません。

保存強迫性障害の人でも症状や重度に違いがあります。
自分でも病的で必要ない物だと感じていて、
捨てられないことに違和感を感じている場合もあれば、

「これはゴミじゃない!必要なものなんだ」

というように言い張り病気だと認めない人も多いです。

ですので、保存強迫性障害の人の物を他の人が勝手に捨ててしまうと、
本人が激怒して衝突が起こってしまうことが多いです。

家族が保存強迫性障害で悩む人も多いと思いますが、
やはり重要なのは治療に取り組むことで、
他の人が変わりにゴミを捨てても一時的に部屋が片付いても、
またすぐにゴミが溜まってしまうなど根本的な解決になりません。

保存強迫性障害が治った体験談

保存強迫性障害が治った体験談を紹介したいと思います。

Yさんは20代の前半の男性で、一人暮らししているアパートが
ゴミ屋敷になってしまい困り果てていました。

Yさんは決してズボラな性格でもないのですが、

「捨ててしまったら後で困るかもしれない」

というような強迫観念が浮かんでしまうことで、
周りから見たらただのゴミでどう見ても不要な物でも捨てることができないのです。

最初は不要になった仕事の書類などだったのですが、
遂にはコンビニ弁当の容器なども捨てられなくなっていました。

部屋は物やゴミで足の踏み場もなく、
自分だけが生活するだけも困難な状態です。

Yさんは会社にもギリギリ通えることもあり、
部屋を片付けるまで実家で生活することにしました。

ここまで酷くなってしまったのは、この異常な事態が
強迫性障害という病気によるものと考えられなかったからです。

病気という発想がなかった為に治療にも取り組めず、
ゴミ屋敷になってもまだゴミを捨てられない事態になって、
ようやく自分が異常であることを感じるようになりました。

そこで解決策を調べたところ自分が強迫性障害だと知り、
さらに自分だけで取り組める改善法である
本田式強迫性障害改善プログラムの存在を知りました。

Yさんは本田式強迫性障害改善プログラムに取り組むことにより、
少しずつ物を捨てることに抵抗を感じなくなっていきました。

そして本田式強迫性障害改善プログラムを1ヶ月程続けてから、
業者に部屋のゴミの処分を依頼し、部屋を片付けることができました。

そして強迫性障害はすっかり治り、その後は強迫性障害がぶり返すこともなく、
Yさんは普通にゴミを捨てることができ部屋は綺麗なままです。

おそらく、ただ部屋のゴミを捨てて綺麗にするだけでは、
またすぐにゴミが溜まり繰り返すことになっていたと思います。

ですがYさんは強迫性障害の治療に取り組み克服できたので、
ゴミを捨てられないという問題を解決することができたのです。

自宅で取り組める治療法から

Yさんのようにごみを捨てられない保存強迫性障害に悩んでいる方、
または家族が強迫性障害でお悩んでいるという場合は、

まずは自宅で自分だけで取り組むことが可能な
本田式強迫性障害改善プログラムを試してみるといいと思います。

もし、本人が病気と認めず病院に行きたがらない場合でも、
このプログラムであれば取り組んでくれるかもしれません。

私もこのプログラムにより強迫性障害を克服できました。

>> 本田式強迫性障害改善プログラムの詳細

始めることが第一歩になると思いますよ^^

ごみが捨てられない 強迫性障害