強迫性障害(OCD)はただの癖と侮らないことです!
他人が握ったおにぎりは食べられない人が増えていますが、
特に若い方に多いようです。
その原因は他人の手が汚く思えるからでしょう。
それだけなら潔癖症の範囲かもしれませんが、
他人の手だけではなく、自分の手もばい菌が付いて汚いという強迫観念にとらわれて、
手を洗っても満足できず、何度も何度も手を洗わないと落ち着かない人がいます。
このように度を超えて何かにこだわってしまう症状を強迫性障害と言います。
思春期から青年期にかけて発症する人が多い精神病の一種です。
症状が軽い方は自然と治るケースもありますが、
こだわりが強くて日常生活に支障をきたす程に悪化してしまった場合は、
精神科や心療内科の病院での受診が必要かもしれません。
抗うつ剤などの薬を飲むことや心理療法を続けることで、
症状が緩和されて次第に治る可能性が高い病気です。
ですので「放置していてもそのうち治る」というように、
軽く考えるのではなく早く治療を始めてほしいと思います。
早く治療を始めたほうが治るまでの期間も短くなる可能性が高いですし、
重症化して生活に支障が出るようになってからではとても厄介です。
例えばこんな強迫性障害のタイプもあります。
たまたまラジオから強迫性障害を話題にしたものが流れていました。
そのラジオを聞いていると運転手さんが
「私もその手の強迫観念がありまして」
と話しかけてきたのです。
黙って聞いていますと運転手さんは、考え事をしながらタクシーを運転していて
ゴトンという音がすると誰かひいたのではないかと不安になるんですよ、と話ました。
その不安のため、わざわざUターンして誰か倒れていないか確認していているそうです。
また、その煩わしい行動にならないようにと、
念入りに確認して安全運転をしているそうです。
それを聞いて、大変だなと思うとともに、
なんと善良で真面目な人だろうとも、思いました。
このタクシードライバーの強迫性障害は加害恐怖と言われるタイプです。
このタクシードライバーさんは治療を受けていないようですが、
症状が軽いうちに治療を開始したほうが良いでしょう。
(体験談なので実際に治療を受けているかどうか不明ですが)
強迫性障害が重症化して必要以上に確認行為に時間がかかったり、
運転ができなくなったら仕事にも支障が出るでしょう。
というより、タクシードライバーが車を運転できないのは死活問題ですし、
クビになるか強迫性障害が治るまでは休職ということになってしまいます。
やはり、仕事や大きな支障が出るまで悪化する前に治療したほうが良いのです。
強迫性障害を自力で治す方法
もし、強迫性障害を治したいけど病院に行きたくないとか、
病院やカウンセリングに通う時間がないという場合は、
強迫性障害を自力で治すことができる可能性もあります。
【RMM】本田式強迫性障害改善プログラムは病院に通うことなく、
自宅で一人だけで取り組むことができる強迫性障害の改善法です。
自分の好きな時間に取り組むことができるので、
仕事が忙しい方や病院に通う時間がない方におすすめの治療法です。
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私も本田式強迫性障害改善プログラムのおかげで、
自力で強迫性障害を克服することができた一人です。