私は強迫性障害の重症化により
仕事を辞めた経験があります。

強迫性障害 仕事

そして強迫性障害の治療に専念し、
克服して社会復帰し、今も
再発などはなく仕事を続けています。

現在、強迫性障害により
仕事に支障が出ていて悩んでいる
場合、
どうするべきなのでしょうか?

仕事を続けながらでも強迫性障害を治せる可能性はある

私の場合は仕事を辞めた後に
強迫性障害を治すことができた体験もありますし、
時間の余裕もできるので

治療に専念しやすい

ということは間違いなくあります。

ただし、だからと言って
「まずは仕事をやめて治療に専念したほうがいい」
という考えでは全くありませんし、

仕事をやめなくても治せる

という可能性も十分にあります。

強迫性障害を自分で治す

私自身がそうだった訳ではないので、
断言することはできないのですが、
「強迫性障害になった人が
 全て仕事や学校を辞めている」
なんてことは全くありませんし、

実際に仕事を続けながらでも
強迫性障害を克服できた方も沢山います。

強迫性障害の症状が仕事の支障になるケース

私も仕事をやめたくてやめたのではなく、
強迫性障害の症状(私の場合は確認強迫・確認行為)が
大きく仕事の支障になってしまい、
辞めざるをえなかったのです。

できれば仕事を続けながら
強迫性障害を治したかったのですが、

仕事をしながら治療(主に薬物療法)を続けても
一向に強迫性障害の改善が見られず、
むしろ悪化していき、会社の仕事を十分に
こなすことができなくなり、同僚にも
迷惑なだけなのでやめることにしたのです。

今の仕事に特に思い入れもなく、
しばらく無職でも生活できる貯金があるなら、

私のように「仕事をやめて治療に専念する」
というのも一つの選択肢ではありますが、

今の仕事をやめたくないのであれば、
続けていきながら治療も並行していき、
強迫性障害を治すことも可能だと思います。

私自身も、もっと早く
自分に合った治療法に出会えていれば、
仕事を続けながら強迫性障害を克服できたと思います。

強迫性障害 仕事

強迫性障害を治すことができ、
前の仕事よりも今の仕事のほうが
給料も上がりやりがいを感じているのは幸いですが。

仕事の職種や内容、強迫性障害の症状やタイプにもよる

上では自分の意志のことを重点に置きましたが、

仕事の職種や内容、そして強迫性障害の
症状やタイプによっても左右するでしょう。

強迫性障害の症状の重度によっても
どれくらい仕事に支障が出るか変わるでしょうし、

症状のタイプと仕事の内容によっても、
特に問題がない(場合によっては有利になることも)場合や、
大きく支障が出る場合と分れたりします。

例えば、
強迫性障害の加害恐怖のタイプの人が、
仕事で車の運転をするのであれば、
支障、問題が出てきてしまうでしょう。

強迫性障害 車の運転

加害恐怖の場合も人によって違うものなので、
必ず支障が出るとは限りませんが、

例えば車を運転していると、
実際にそんなことはないのにすぐに
「誰かを轢いてしまったのではないか」と不安になり、
「引き返して確かめたほうがいい」
というような強迫観念が浮かび、
実際に引き返してしまう強迫行為を
してしまうという人であれば、

タクシーの運転手であったり、
トラックの運転者などであったら
かなりの大問題となってしまうでしょう。

症状の重度によっても、仕事に
支障が出るか出ないかは変わってきます。

例えば、洗浄強迫ですぐに手を洗わずに
いられなくなってしまうという人でも、

「勤務中は何とか我慢できる。」

という人もいれば

「勤務中でもすぐにトイレにいき、
 長い時間手を洗い続けていまう。」

というほど重症化してしまう人もいます。

強迫性障害 潔癖

こういう例でも、重度だけでなく
職種や仕事の内容によって変わりますよね。

手を洗う強迫観念が浮かんだ場合でも、
簡単に手を洗いに行けない状況だったり仕事場なら、
我慢がききそれほど支障が出ないこともあるでしょう。

会社や職場の環境によっても大きく左右される

仕事場で日々迷惑をかけている状態なら、
続けながら治療を続けていくのも
精神的にかなり辛いと思いますし、
治療に取り組む気力も続かないかもしれません。

それで余計に強迫性障害が悪化し、
失敗や迷惑をかける事が増えたり、
仕事量や成果が大きく落ちてしまうなど、
悪循環に陥っていくのであれば、やはり
仕事をやめて治療に専念する
ということも選択肢になってくるでしょう。

そして、今はそれほど大きく
強迫性障害が仕事に支障をきたしていないなら、
続けながら治療していけばいいと思います。

もちろん、長期休暇をとることや、
休職ということが可能な職場や会社なら
休職を取って治療に専念する選択肢もあります。

残念なことではありますが、
病気の社員に厳しい会社もありますし、
その人がどんな仕事をしているかにも
左右されてしまう事は多いのが現実です。

強迫性障害 休職

上司に事情を話しても強迫性障害を
理解して貰えないケースも多いですし、
休職や長期休暇を許してもらえないこともあります。

どうするのがベストか?
というのは分かりませんし、
現状を把握して自分で決める
という他はないと思います。

自宅で自分だけで強迫性障害を改善していく方法もある

仕事を続けながら治療していく、
という選択肢を取る場合で、

自宅で自分だけで強迫性障害を改善していく

という方法もあります。

私も仕事をやめた後ではありますが、
実はこの方法で強迫性障害を克服しました。

強迫性障害 自分で治す

1日10分~20分でも実践できるので、
仕事を続けながらでも取り組みやすいでしょう。

私も仕事をやめる前にこの方法を知っていれば、
仕事をやめずに強迫性障害を治せたかもしれません。

今は社会復帰もできて生活にも満足しているので、
後悔がある訳ではありませんが、

現在、強迫性障害で仕事に支障が出て、
やめたくないけど治らず悩んでいる方には、
仕事をやめる前にこの方法を試してみてほしいと思います。

私も実践したことで強迫性障害を治せた
本田式強迫性障害改善プログラムです。

>> 本田式強迫性障害改善プログラム・リカバリーマインドメソッド

強迫性障害改善プログラム

強迫性障害は治せる病気ですし、
きっとあなたも大丈夫です!

自宅で取り組める改善法として
こちらのプログラムもあります。
鈴木式強迫性障害・強迫神経症改善プログラム

どちらも実績のあるプログラムなので、
自分に合いそうな治療法を実践してみてください。

強迫性障害 仕事

あなたも強迫性障害を克服し
仕事に集中できるようになることを願っています。