強迫性障害(強迫神経症)とギャンブル依存症は無関係のようであって
「やめたいけどやめられない」という点で似ています。
さらに強迫観念によりギャンブルが止められないというケースもあります。
ギャンブル依存症は強迫的ギャンブルと呼ばれることもあり、
強迫性障害の一つのタイプとして分類してもいいのかもしれません。
ギャンブルが止められない原因は?
ギャンブル依存症でギャンブルをやめたいと考えている人は
ギャンブルによって損をしている人だと思います。
もし、ギャンブルに勝って頻繁に儲かっているのであれば
特にやめようと思いませんし止める必要性も感じないことが多いでしょう。
ギャンブルを続けても「不合理」とか「損をする」と分かっているのに
やめることが出来ないのは
「次こそ勝てるかもしれない」
「儲けるチャンスを逃してしまうかもしれない」
というような強迫観念が原因となっている人も多いはずです。
今まで同じような考えによりギャンブルを続けて負けているのに、
強迫観念が浮かんでしまうと強迫行為、つまりお金を賭けてしまうわけです。
ギャンブル依存症を病院で受診する
強迫性障害とギャンブル依存症は共通する点も多いですが、
やはり異なる点もあります。
ただ、どちらにしても精神的な病気であることに違いないので、
まずは精神科や心療内科の病院で受診してみることをおすすめします。
もしかしたら強迫性障害と同じ治療法で治ることもあるかもしれませんが、
自分で判断するのではなく病院の診察で医師の判断を仰ぐほうが確実です。
強迫性障害の治療もまずは自分が強迫性障害であることを自覚する、
ことが大事になりますがギャンブル依存症も同じことが言えると思います。
まずは自分がギャンブル依存症という精神病と認め、
治す為に治療に取り組むことが必要です。