強迫性障害(強迫神経症)になる人は他の精神病を
併発してしまうことも珍しくありません。
特に多いのがうつ病の併発です。
強迫性障害の人の約3割の人がうつ病を併発するとも言われています。
それだけ、強迫性障害がうつ病を併発しやすいということです。
強迫性障害に苦しみうつ状態に
強迫性障害の人がうつ病を併発しやすい理由はある意味単純で
強迫性障害に苦しむことでうつ病を発症してしまいます。
自分ではやめたいと思っていることをやめられない、
あるいは強迫性障害を治す為に治療に取り組んでいるのに
なかなか治らない為に気分が落ち込んでしまう人が多いのです。
強迫性障害の症状が支障をきたして仕事をやめることになり、
それによりうつ病になってしまうというケースもあります。
うつ病を併発することで引きこもりに
強迫性障害とうつ病の併発により仕事をやめることになり、
それにより引きこもりになってしまうケースもあります。
うつ病を併発してしまうと治療に取り組む気力も失われてしまったり、
なかなか強迫性障害を治せないという悪循環に陥ってしまうこともあります。
強迫性障害の治療も含めて早い段階での治療が大切となります。
もし、強迫性障害で悩んでいてうつを少しでも感じることがあるのであれば、
うつ病を含めた診察を病院で受診してみることをおすすめします。
約3割という併発率ですから他人事とは思わずに早い段階での治療が大事になってきます。
うつ病も強迫性障害も治療により治すことが出来るのですから、
今は辛いかもしれませんが治ることを信じて治療に取り組んでほしいと思います。