強迫性障害(OCD)のタイプに不潔恐怖洗浄強迫がありますが、
人によってその症状は様々なパターンがあります。

強迫観念も強迫行為も人によって様々です。

強迫性障害 不潔恐怖

特定の場所だけや体の一部だけが気になる人もいえば、
ありとあらゆる場所の不潔が気になるという人もいます。

さらに、自分だけの問題では収まらずに
家族や友達にも清潔や除菌を強要するという巻き込みが問題になる人もいます。

除菌や洗浄するという強迫行為に莫大な時間を費やしてしまう
ことに大きな悩みを感じる人もいれば

巻き込みにより家族や人間関係を悪くしてしまうこと、
さらに不潔恐怖により他人と関わることが怖くなり、
引きこもり気味になってしまうことが大きな悩みの人もいます。

このように、不潔恐怖・洗浄強迫のタイプの人でも、
その症状だったり悩みの重点は人によって変わってきます。

これは強迫性障害の全てのタイプや症状に言えることですが、
症状や悩みの根本などは多種多様です。

どんな症状でも根本的には同じ

強迫性障害はどんなタイプや症状でも根本的には
強迫観念と強迫行為によるもので観な同じになります。

強迫行為はあまりなく強迫観念だけという方も稀にいますが、
それはどちらかと言うと不安障害に近いのかもしれません。

例えば、不潔恐怖により他の人と関われない、
外出することが出来なくなってしまうという人がそうです。
不潔恐怖が強迫観念ということです。

ただしそれも厳密に言うと
他の人と関わらない触れ合わない、外出しない
ということが強迫行為と考えることもできます。

どちらにしても強迫性障害は基本的に根本は同じなのですから、
治すには強迫観念と強迫行為を無くすこと、
あるいは生活に支障がない程度に減らすことが重要になります。

不潔恐怖が治った体験談

ここで簡単にですが、
不潔恐怖の強迫性障害が治った方の体験談を紹介します。

23歳の女性の体験談です。

その方の強迫性障害の症状は少し珍しいかもしれませんが、
足の不潔に大きな恐怖を感じていました。

本人は靴の洗浄と除菌をとても小まめにし、
外出から帰ってきた後は必ず靴下を履き替え足を除菌ペーパーで拭きます。

しかし、それは自分だけでは安心することができず家族にもそれを強要させました。
外出先で飲食店の座敷席など靴を脱いで上がることには大きな恐怖を感じてしまいできません。

病院などでスリッパに履き替える際も必ずスリッパは除菌します。

どうしてそうなってしまったかと言うと、
彼女はある日水虫になってしまったことがキッカケでした。

治療により水虫は治すことができたのですが、
再発するのを恐れ除菌の回数やこだわりようがエスカレートし、
不潔の恐怖も次第に大きく行動も制限されるようになってしまったのです。

彼女の強迫性障害はさらに重症化し、
靴を履くこと、外出することさえも怖くなってしまいました。

早めに強迫性障害という病気であることを自覚し、
病院で受診するなど治療に取り組めばよかったのですが、
それさえも困難な状況になってしまったのです。

そんな彼女を救ってくれたのが
本田式強迫性障害改善プログラムという治療法でした。

本田式強迫性障害改善プログラムは自分だけて取り組めるので、
外出が困難になった彼女でも続けていくことができました。

そして、それにより彼女は強迫性障害を治すことができたのです。

強迫性障害は正しい治療法に取り組みさえすれば、
治すことはそれ程難しい病気ではありません。

強迫性障害でお悩みでしたら
本田式強迫性障害改善プログラムも一つの治療法の選択肢です。

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不潔恐怖 自分で治す

病院や薬に頼りたくない場合など
自分で強迫性障害を治したい方におすすめです。